湯上がりに、見知らぬ誰かの一冊と出会う。瀬戸大橋温泉やま幸で読書週間に合わせた「湯上り“ほん”のり交換会」

岡山県倉敷市の総合温浴施設「瀬戸大橋温泉やま幸」で、来館者同士がおすすめの本を交換するイベント『湯上り“ほん”のり交換会〜旅するめぐり逢い本棚〜』が開かれます。期間は2026年10月27日(火)から11月9日(月)までの「読書週間」に合わせたもので、運営は山本幸株式会社です。
温泉で身体をほぐしたあとの時間に、スマホの画面ではなく紙の本を開く。そんな「湯上がり読書」という過ごし方を、やま幸が新しく提案します。期間中は館内の大浴場で香りのお風呂も順次用意され、香りと読書を組み合わせた癒やしの時間が届けられます。

タイトルを伏せて交換する「ブラインドブック」形式
このイベントでは、本の内容やタイトルを伏せたまま交換する「ブラインドブック(目隠し本)」のスタイルを採用しています。参加の流れは次の通りです。
- 自宅から「誰かに読んでもらいたい本」を1冊持っていく
- タイトルや表紙が分からないよう、用意された専用ブックカバーを掛ける(木札に簡単な見どころやおすすめコメントを書くこともできる)
- 特設本棚に自分の本を納め、代わりに本棚にある誰かの本を1冊持ち帰る
普段なら手に取らないジャンルや、見知らぬ誰かが心を動かされた一冊と偶然めぐり合えるのがこの形式の楽しさです。木札には「どんな気分の時に読んでほしいか」「この本の魅力」といった手書きのヒントを添えられ、来館者同士の心の交流が生まれる仕掛けになっています。単に本を手放すのではなく、自分の人生に影響を与えた一冊を次の読み手へとつなぐ「思い出のバトン」としての体験が用意されています。
開催概要
- イベント名:読書週間特別企画『湯上り“ほん”のり交換会 〜旅するめぐり逢い本棚〜』
- 開催期間:2026年10月27日(火)〜2026年11月9日(月)
- 開催場所:瀬戸大橋温泉やま幸 1Fロビー特設本棚エリア(岡山県倉敷市下庄140-1)
- 参加費:無料(別途、入館料のみ)

本の世界へ誘う、ラベンダーとバラの香り湯
読書週間の期間中、やま幸の大浴場では香りのお風呂が楽しめます。温泉の温もりと華やかなアロマで、本の世界に入る前の準備や、読み終えたあとの余韻を深めるひとときを演出するという趣向です。
- 【10月31日(金)まで】アロマラベンダーの香湯:ラベンダーの優しい香りに包まれて心をゆるめるお風呂。ファンタジーや冒険小説など、非日常の世界へ旅立つような一冊をイメージしています。
- 【11月1日(土)〜】バラの香り湯:バラの華やかな香りで心がほどけるようなお風呂。恋愛小説や家族の物語など、読み終えたあとに優しい気持ちになれる一冊をイメージしています。
“読書県・岡山”の温浴施設から広げるつながり
岡山県は、県立図書館の年間貸出冊数が長年にわたり全国トップクラスという、読書文化が根付いた土地です。一方で、日々の多くの時間がスマートフォンやSNSに費やされ、じっくり活字と向き合う時間を確保しにくいのが現代の暮らしでもあります。「愉しみにつかる」「もっと家族に、もっとひとりに優しく」をコンセプトに地域のリフレッシュ拠点として歩んできたやま幸は、入浴中は自然とデジタル機器から離れられる温浴施設を「デジタルデトックス」に最適な空間と捉え、温泉が身体を、読書が心をほぐす「心身の整い体験」として今回の企画を考えました。
やま幸が目指すのは、お湯に浸かるためだけではなく、地域の人々が集い、世代を超えて言葉を交わす「地域のリビング」です。広報担当の佐伯さんは、湯船に浸かっている間のスマホを持たない時間を「とても贅沢で貴重な『空白の時間』」と表現し、その時間を湯上がりにもう少し延ばせたらという思いを語っています。表紙を伏せた本を開くときの気持ちを、子ども時代に宝箱を開ける感覚に似ているとも話しています。
瀬戸大橋温泉 やま幸の所在地は倉敷市下庄140-1。営業時間は10:00~23:30で、定休日は毎月第二火曜日です。
出典:山本幸株式会社










