三井オーシャンサクラ「春の日高プレミアム」、2027年5月に道成寺で能「道成寺」の貸し切り公演

商船三井クルーズ株式会社が展開するクルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES(三井オーシャンクルーズ)」は、2026年9月19日(土)に就航した「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」で、2027年5月に「春の日高プレミアム」を催行します。和歌山県、日高川町、道成寺の協力のもと、寄港地で特別な体験が用意されます。
寄港地に1泊するからこそ実現する「プレミアム」クルーズ
同社はこれまでも「プレミアム」と名付けたクルーズを実施してきました。世界遺産や重要文化財のような貴重な場所を貸し切り、乗船客のためだけのエンターテインメントを楽しめるようにするなど、寄港地に1泊停泊して長く滞在するからこそできる体験を提供してきたシリーズです。
今回の「春の日高プレミアム」は、2027年5月6日(木)~5月9日(日)の横浜発着クルーズです。5月7日(金)から8日(土)にかけて、和歌山県の日高港に1泊停泊します。
演目ゆかりの寺で観る、能の名作「道成寺」
宝生流二十世宗家・宝生和英氏がシテを演じる特別公演
日高港での停泊中には、道成寺の境内に特設舞台が設けられます。演目は、日本を代表する伝統芸能である能の名作「道成寺」で、今回の企画のためにアレンジしたダイジェスト版での上演です。物語の主役であるシテは、宝生流二十世宗家・宝生和英氏が演じます。なお、天候により会場が日高川交流センターに変更される場合があります。
「絵とき説法」で物語の背景を知る
あわせて、道成寺に伝わる「絵とき説法」も行われます。絵とき説法とは、仏教の説話画や絵巻を広げ、その場面を指し示しながら物語と教えを語る伝統的な説法形式のこと。物語の背景や見どころを学びながら、演目の世界をより深く味わえる内容です。
道成寺の院主・小野俊成氏は、同寺が飛鳥時代の大宝元年(七〇一)に創建され、千三百年を超える歴史の中で、安珍と清姫の伝説や、それを題材にした能楽や歌舞伎の「道成寺物」と呼ばれる古典芸能の舞台になってきたと紹介しています。そのうえで、国宝の御本尊・千手観音様をはじめとする巨大な仏様方の前で心を静め、『道成寺縁起』の絵とき説法を楽しみ、宝生流御宗家の舞台を堪能してもらうことで、初めて道成寺の本当の姿を味わってもらえるだろうとコメント。風薫る好季に乗船客を迎える日を楽しみにしていると述べています。
乗船客全員が参加できるオールインクルーシブの企画
三井オーシャンクルーズは、日本での長いクルーズ船運航を通じて、各地の自治体や観光協会、地元の人々と関係を築いてきました。今回の公演も、和歌山県、日高川町、道成寺の協力により、三井オーシャンサクラの乗船客のためだけの貸し切りで実現したものです。
この企画はオールインクルーシブのサービスとして提供され、乗船客全員が参加できます。
- クルーズ名:「春の日高プレミアム」
- 船:MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)
- 日程:2027年5月6日(木)~5月9日(日)、横浜発着
- 日高港(和歌山県)停泊:5月7日(金)~8日(土)に1泊
- 内容:道成寺境内の特設舞台での能「道成寺」ダイジェスト版の特別公演、道成寺に伝わる「絵とき説法」
三井オーシャンクルーズは、2024年12月に「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」の運航を始め、2026年9月19日に三井オーシャンサクラが就航しました。貨客船運航時代から140年以上にわたる歴史の中で培った伝統やおもてなしに基づくサービスを受け継ぎ、今後は2船体制で運航していきます。
出典:商船三井クルーズ株式会社










