カタルーニャの「人間の塔」が虎ノ門ヒルズに登場 2026年度世界大会優勝チームが初来日

カタルーニャ州政府観光局(Catalan Tourist Board)は、2026年11月9日(月)、東京・虎ノ門ヒルズのオーバル広場で、カタルーニャの伝統文化「カステイス(人間の塔)」の特別パフォーマンスを開催します。出演するのは、カタルーニャを代表するチーム「Castellers de Vilafranca(カステリェルス・デ・ビラフランカ)」です。
会場のオーバル広場には、カタルーニャ出身の世界的アーティスト、ジャウメ・プレンサによるパブリックアート《ルーツ(Roots)》が設置されています。人々が支え合って塔を築く伝統文化と、人間の存在や多様性を表現する現代アート。同じカタルーニャにルーツを持つふたつの文化が、東京の国際的な都市空間で出会います。

伝統と現代アートが交差する、虎ノ門ヒルズのオーバル広場
プレンサは、彫刻やインスタレーションなどを通して、人間の存在やコミュニケーション、多様な文化の共存を探求してきた現代アーティストです。《ルーツ》は複数の言語の文字を組み合わせて人の姿をかたちづくった作品で、異なる言語や文化を超えて人々を結びつける可能性を示しています。
一方のカステイスは、多くの人が互いに支え合いながら人間の塔を築き上げる文化です。年齢や立場の異なる参加者がそれぞれの役割を担い、信頼と協力によってひとつの塔を完成させます。表現の形は違っても、人間の存在や多様性、人と人とのつながりというテーマにおいて、両者には共通する視点があります。長い歴史の中で育まれてきた文化が、現代の都市空間で新たな形で人々と出会う機会となります。
200年以上受け継がれてきた「カステイス」と、初来日のチーム
世代を超えて積み重なる、人間の塔
カステイスは、カタルーニャで200年以上にわたって受け継がれてきた伝統文化です。参加者が肩を組み、互いを支えながら幾層にも積み重なって塔をつくり上げます。その魅力は塔の高さや完成時の迫力だけでなく、一人ひとりが役割を果たし、仲間を信頼し、力を合わせて初めて成り立つところにあります。地域の人々が世代を超えて参加するこの文化は、連帯、協力、相互扶助といった価値観を体現しており、2010年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。
ビラフランカ・ダル・ペネデスを拠点とする名門チーム
Castellers de Vilafrancaは、カタルーニャ州ペネデス地方のビラフランカ・ダル・ペネデスを拠点とする、人間の塔の著名なチームです。長年にわたって伝統を継承しながら技術の向上と文化の普及に取り組み、地域に根差した活動に加えて、国内外でのパフォーマンスを通じてカステイスの魅力を発信してきました。2年に1度開かれるConcurs de Castells(人間の塔の世界大会)の2026年度優勝チームでもあり、今回が初の来日です。東京では、メンバーが一体となって塔を築き上げる姿を通して、カステイスならではの迫力と、そこに息づく協力や連帯の精神を紹介します。
カタルーニャには、アントニ・ガウディをはじめとする建築、芸術、食文化、自然、地域に根付く伝統行事など、多彩な文化的魅力があります。カタルーニャ州政府観光局は、こうした文化を発信することで、バルセロナをはじめとする都市観光に加え、地域ごとの個性や文化、人々の暮らしに触れる旅の魅力を紹介していくとしています。
開催概要
- イベント名:カタルーニャ州のユネスコ無形文化遺産 カステイス(人間の塔)特別パフォーマンス
- 開催日時:2026年11月9日(月)12:00~13:00
- 会場:虎ノ門ヒルズ 森タワー オーバル広場(東京都港区)
- 出演:Castellers de Vilafranca(カステリェルス・デ・ビラフランカ)
- 主催:カタルーニャ州政府観光局
- 協力:森ビル株式会社、スペイン大使館観光部
- 観覧料:無料
- 観覧方法:一般観覧可
なお、開催内容は変更となる場合があります。カタルーニャ州政府観光局は、バルセロナの本部と世界中の12都市にある観光プロモーションオフィスで構成されており、アジアパシフィックは東京を拠点としています。今回のイベントのオペレーションなども東京オフィスが主導して行いました。
出典:カタルーニャ州政府観光局










