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徳島阿波おどり空港から鳴門の観光地・宿へ。観光客向け「事前予約型タクシー」の実証運行が11月1日にスタート

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徳島阿波おどり空港から鳴門の観光地・宿へ。観光客向け「事前予約型タクシー」の実証運行が11月1日にスタート
徳島阿波おどり空港から鳴門の観光地・宿へ。観光客向け「事前予約型タクシー」の実証運行が11月1日にスタート

空港、観光地、宿をドアツードアで結ぶ

株式会社NearMe(ニアミー)は、徳島県・鳴門市と連携し、観光客向けの「事前予約型タクシーサービス」の実証運行を始めます。対象は鳴門市を中心としたエリアで、期間は2026年11月1日(日)から2027年1月31日(日)までです。徳島県の「令和8年度 官民協働プロジェクト推進事業」の採択事業として行われます。

このサービスは、地元のタクシー会社の車両を使い、次の区間をドアツードアで結びます。ひとつは徳島阿波おどり空港と鳴門市内の観光地のあいだ、もうひとつは観光地どうし、そして観光地と宿泊施設のあいだです。利用者はWebかアプリで日時と乗降場所を指定し、予約と決済を前もって済ませておきます。同じ方面の予約は“シェア乗り”(相乗り)としてまとめられるため、おトクに移動できます。

徳島阿波おどり空港から鳴門の観光地・宿へ。観光客向け「事前予約型タクシー」の実証運行が11月1日にスタート

日帰りの「通過型」から、めぐって泊まる旅へ

鳴門市には鳴門の渦潮をはじめとする観光資源があり、多くの観光客が訪れています。ただ、観光は日帰りの通過型が中心で、観光客が鳴門公園周辺に集中していることが課題になっていました。さらに、徳島阿波おどり空港から鳴門方面へのバスが満席になる時間帯があるなど、移動手段が足りない場面も見られます。

こうした中、徳島県は「官民協働プロジェクト推進事業」を実施しています。デジタル技術等を活用して地域課題を解決する提案を、全国の民間事業者から募る取り組みです。ニアミーの「事前予約型・相乗りタクシーマッチングプラットフォーム」は、県の選定委員会の審査を経て、企画提案者の中から採択された4者の1つに選ばれました。その後、ワーキンググループでの検討を重ねて、今回の実証運行に至っています。ニアミーは、事前予約で確実に移動できる手段を用意し、観光地間や宿泊施設への周遊を後押しすることで、滞在型観光への転換を目指すとしています。

徳島阿波おどり空港から鳴門の観光地・宿へ。観光客向け「事前予約型タクシー」の実証運行が11月1日にスタート

サービスの3つの特徴

1つ目は、事前予約によって「確実に移動できる」安心感です。行き先・時刻・人数は予約の時点で確定し、料金もWeb・アプリで事前に決済が完了します。そのため、バスが満席だったりタクシーがつかまらなかったりする心配がなく、空港から観光地へ、観光地から宿泊施設へと計画どおりに移動できます。行き先が予約時点で決まっているので、外国人観光客も車内での細かなやり取りなしで利用できます。

2つ目は、“シェア乗り”によってドアツードアの移動がおトクになることです。同じ方面の予約がまとまった場合は、ニアミーが組み合わせて1台に案内します。タクシーならではのドアツードアの快適さはそのままに、事前予約で最大50%おトクに移動できます。

3つ目は、地元タクシー会社の力を生かして地域交通を補う仕組みであることです。予約が前もって届くため、タクシー会社は無線や配車アプリなどの通常業務を止めることなく、空き時間に合わせて受ける時間帯・エリア・件数を選べます。予約の確認から乗務員への割り当て、完了報告までを事務所のパソコン1台で対応でき、新たな機器を導入する必要もありません。既存のバス・タクシーと競合するのではなく、地域の車両と人材を有効に活用して地域交通全体を底上げすることを狙っています。

徳島阿波おどり空港から鳴門の観光地・宿へ。観光客向け「事前予約型タクシー」の実証運行が11月1日にスタート

予約方法と運行概要

  • 運行期間:2026年11月1日(日)~2027年1月31日(日)
  • 運行エリア:徳島阿波おどり空港、鳴門市内を中心とした観光地および宿泊施設
  • 予約の流れ:ニアミーのWebサイトまたはアプリで乗車日時・乗車場所・降車場所・人数を入力し、料金を確認したうえでクレジットカードで事前決済。予約日時に指定の場所でタクシーに乗車
  • 予約期限:乗車1時間前まで予約可能(前日までの予約が推奨されています)
  • 決済方法:クレジットカード(事前決済)

上記は2026年10月23日(金)時点の内容で、変更となる可能性があります。詳細はサービスサイトで案内されています。

ニアミーは今回の事業以前から、徳島阿波おどり空港を起点に地元のタクシー事業者と連携した運行を続けてきました。2020年10月には電脳交通とのシステム連携を開始し、2022年2月には日本航空の「JAL MaaS」の一環として、空港と人気スポットを結ぶ相乗りタクシー「スマートシャトル」(現:エアポートシャトル)を運行しています。2024年2月には電脳交通との連携をLINEを活用した配車システムにも広げ、2026年8月に今回の事業に採択されました。徳島県企画総務部情報政策課長の穐葉圭司氏は、既存のバスやタクシーと競い合うのではなく、地域にある交通資源を生かして足りない部分を補う点を高く評価したとコメントしています。あわせて、複数の観光地をめぐって宿泊する滞在型の観光へつながることへの期待を示し、鳴門市での実証の成果を踏まえて県内のほかの地域への展開も視野に入れているとしています。

出典:株式会社NearMe

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