アヤナ コモド ワエチチュ ビーチが「アースチェック シルバー認証」を2年連続で取得、ゴールド認証へ前進

インドネシア・フローレス島のリゾート「アヤナ コモド ワエチチュ ビーチ」が、アースチェックのシルバー認証を2年連続で取得しました。2026年10月26日にAYANA Hospitalityが発表したものです。ゴールド認証を得るには、さらに2年連続でシルバー認証を取得する必要があり、今回の取得はそこへ向かう過程での重要な節目と位置づけられています。

第三者が毎年確かめる「アースチェック」という基準
アースチェックは、旅行・観光業界を対象とした世界有数の科学的ベンチマークおよび認証プログラムです。エネルギーや水の使用量、廃棄物管理、温室効果ガス排出量、生物多様性の保全、地域社会への貢献などについて、測定可能なパフォーマンス指標をもとに事業者を評価します。
評価は、世界基準に基づいて独立した第三者機関が行います。そのため、自己申告によるサステナビリティの主張にはない信頼性と透明性が担保されます。施設の環境への取り組みが実際にどう機能しているかは、毎年客観的に測定・確認されます。

水とサンゴ礁、リゾートが積み重ねてきた成果
地域平均を約13%下回る水使用量
同リゾートで特に成果が出ている指標のひとつが、水資源の効率的な利用です。直近の監査データである2024年の実績では、ゲスト1名1泊あたりの水使用量が、アースチェックの地域平均を約13%下回りました。この実績を支えているのは、次のような対策の組み合わせです。
- すべての蛇口とシャワーへの節水器具の導入
- 夜間散水のスケジュール管理
- 毎日の漏水チェック
- 処理水約22,079立方メートルを庭園の散水に再利用
- 主な水源として海水淡水化水を使用
ゲストも参加するサンゴ礁保全プロジェクト
2018年の開業から続くリゾート独自の「サンゴ礁保全プロジェクト」は、専属の海洋生物学者のもとで着実に規模を広げています。2025年には敷地内10か所の再生エリアで127.66平方メートルのサンゴを植え付け、年間目標の2倍以上を達成しました。176基のサンゴフレームによる累計再生面積は486平方メートルとなり、バスケットボールコートをやや上回る広さに達しています。
この取り組みを支えているのが、ゲストの参加です。サンゴの植え付け体験が始まってから参加者は4,500名を超えており、海洋保全に自ら関わりたいというゲストの関心の高まりがうかがえるとしています。

地域とのつながりと、これからの重点
同リゾートは、地元からの調達や地域社会との連携も強めています。契約業者の約4分の1が西マンガライ県を拠点とし、農産物や魚介類などの物品はフローレス島内の80社以上の業者から仕入れています。厨房から出る食品廃棄物は埋立処分せず、地元の農家に提供しています。さらに西マンガライ県全域で、植林や河川保全から地域の健康・文化プログラムまで、幅広い地域パートナーシップを続けています。
今回の2年連続取得は、第三者による検証を伴うサステナビリティに、アヤナホスピタリティがグループ全体で取り組んできたことを反映したものです。グループではナミッドプラザと西ジャワのデロニックスホテルも、それぞれアースチェック シルバー認証を取得しています。アヤナ コモドは今後、エネルギー消費量と温室効果ガス排出量の削減、廃棄物の分別改善と埋立処分量の低減、そしてフローレス島とコモド地域全体での地元サプライヤーとの取引拡大に重点的に取り組むとしています。
これらの活動の指針となっているのが、33の測定可能な目標からなる同リゾートの「サステナビリティ アクションプラン」です。サステナビリティを一度達成して終わるものではなく、第三者の評価を受け続ける継続的なコミットメントと位置づける姿勢を、このプランが確かなものにしています。










