昨年のブラックフライデー、航空券が大きく下がった行き先は? バンクーバー・宮古島・オーランドが上位に

グローバル旅行アプリ「スカイスキャナー」を運営するSkyscanner Japan株式会社(本社:東京都港区)が、2025年のブラックフライデー期間(2025年11月28日~12月2日)における日本発航空券の価格データを分析しました。その前の12カ月の平均価格と比べて下落率が大きかった都市TOP10が発表されています。2026年のブラックフライデー(11月27日)を前に、昨年の傾向を今年の旅行計画のヒントとして紹介するものです。
円安や物価高を背景に費用面への懸念が高まる中でも、旅行者は目的地・日程・価格を比べ、コストパフォーマンスを最大化する旅のスタイル「ロジタビ」を実践しているといいます。今回の発表は、セール情報だけに振り回されず、自分の予定と予算に合った旅を見つけるための手がかりとして位置づけられています。

下落率の上位に入った3つの行き先
昨年のセール期間に航空券価格の下落率が大きかった都市のうち、上位には北米の2都市と国内の島が並びました。
- バンクーバー(カナダ):-31.3%
- 宮古島(日本・沖縄):-30.6%
- オーランド(アメリカ・フロリダ):-29.1%
バンクーバー(カナダ)
洗練された大都市の街並みと雄大な自然がシームレスにつながるバンクーバーは、北米エリアで根強い人気を持つ定番の渡航先です。都心にいながら森林浴ができる広大な「スタンレーパーク」や、活気あるローカルフードが集まる「グランビルアイランド」など、都市と自然の両方を味わえるのが特徴です。近郊のウィスラーでは本格的なウィンタースポーツが楽しめるほか、キャピラノ吊り橋などのアクティビティもそろい、アクティブ派からリラックス重視派まで幅広い旅行者のニーズに応える目的地とされています。
宮古島(日本・沖縄)
直行便や路線網の拡充でアクセスしやすくなった宮古島は、国内リゾートの代表格として一年を通じて注目を集めています。「宮古ブルー」と呼ばれる透明度の高い海や「与那覇前浜ビーチ」などの絶景スポットに加え、伊良部大橋を渡るドライブも人気です。高級リゾートホテルでの贅沢なステイから、ローカルな宮古そば店巡りまで過ごし方はさまざまで、都会の喧騒を離れてゆったりと島時間を過ごしたい旅行者にとって満足度の高い滞在先となっています。
オーランド(アメリカ・フロリダ)
世界屈指のエンターテインメント都市として知られるオーランドは、テーマパークを目当てに訪れるファミリー層や旅行ファンから厚い支持を集めています。「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」や「ユニバーサル・オーランド・リゾート」をはじめ、世界規模のパークが集まっているのが特徴です。広大なアウトレットモールでの買い物やフロリダの豊かな気候もあわせて、旅の高揚感を存分に味わえる目的地として紹介されています。

トラベルエキスパートが語る、セール期の向き合い方
スカイスキャナーのトラベルエキスパート、岡田 健太郎氏は、ブラックフライデーは魅力的な旅行セールが数多く登場する一方で、情報が多すぎて予約に圧倒されがちな時期でもあると指摘します。そのうえで大切なのは焦らないことだとし、この期間を選択肢の比較に使い、柔軟な視野を持ちながら、自分の予算や予定にいちばん合う旅を見つけることに集中するよう勧めています。
岡田氏によると、自分へのご褒美旅行を計画する場合も、大切な人に楽しみにできる体験を贈る場合も、いくつかの簡単な旅行ハックを知っておくだけで、セール期間中もより自信を持って予約を進められるといいます。具体的には、日程を柔軟に調整する、別の空港や目的地を検討する、その場で即決せずに運賃の推移を追う、といった方法を挙げ、溢れる情報に惑わされず、自分のペースで賢く旅を選ぶことを呼びかけています。

比較と見極めを支えるアプリの機能
スカイスキャナーは、フライト、ホテル、レンタカーなどの旅のオプションのリサーチと予約を簡単にするサービスです。毎日1,000億件以上の価格データを検索し、世界中の1,400以上の航空会社、旅行代理店、ホテル、レンタカーの情報を一つのプラットフォームで検索・比較できます。旅の計画を手軽にするための機能として、次の4つが搭載されています。
- 「すべての場所から探す」機能:目的地が決まっていない場合に、航空券の価格を確認しながら全世界の中から行き先を選べる
- 「プライスアラート」機能:希望する日程や目的地の価格を追跡し、価格の変動をリアルタイムで通知する
- 「カレンダー/チャート表示」機能:1か月の全ての価格を一覧で確認でき、お得な出発日を探しやすい
- 「DROPS」機能:過去7日間で記録された最安航空券価格と比べて、20%以上値下がりしたフライトを表示する
同社は、旅行者を第一に考え、偏りのない公平な情報を提供する姿勢を掲げており、不安を煽る手法や購入を迫るプレッシャーはかけず、隠れた料金やクッキーによる価格引き上げもないとしています。2003年に設立されたスカイスキャナーは、ヨーロッパ、アジア太平洋、北アメリカに拠点を持ち、毎月52か国37言語で数百万人の旅行者と1,400以上の旅行パートナーをつないでいます。日本法人のSkyscanner Japan株式会社は2015年7月に設立され、アプリはiOS/Androidに対応しています。










